作詞/作曲 tsubaki
歩く速さは時間の外
寒さに響く貴方の声
遠く見上げた冬の空に揺らぐ太陽
眩しくてよく見えない
茜色の中で
手を繋いでハシャいでた
泡沫の夢
離さないで強く
強く抱きしめていてよ
過ぎてく日々は人ごみの中
明日に響く貴方の声
届かないけど其処にあるの
虚ろいだまま
嘘だらけの世界で
眩暈を堪える
見失いたくはない
流されてたくない
いつの日にかきっと
貴方の想像を追い越すの
Nonsense in the crowd.
I’ll be realized. Any day....
和訳(主観あり)
人ごみの中にいては何も見出せない
私はいつか実現させる。いつかきっと。
弾き語り動画 in 台湾↓↓↓
バンドライブVer.↓↓↓
エピソード
Stay Gold からだいぶ時が過ぎました。
あやふやですが、25¢から数えると2年は超えてると思います。
「ツバキタケアキ」としてではなく「the_humanoise」としての曲です。
当時の僕には遠距離で付き合う彼女がいました。
そう、CD制作&リリースライブ後に僕は鹿児島から福岡に移り住みました。
込み入った事情は仲良くなった人にしか話せませんが一応、その子のことを思って書いた曲ではないことだけ言っておきます。
(冷徹人間に思われると困るので付け加えると、初めてラブソングを作った相手でもあります。後にUPする「please」をお楽しみに!)
曲のコード進行で言えば「人と人」とそっくりなんですが、メロディで違えるように意識しました。
好きな子と離れ離れになり、やりたくもない仕事をし、南国の島人には泣くほどクソ寒い福岡で…。
九州の人にしか分からない言い方ではありますが、2日後くらいには雪が積もるような寒波のタイミングです。
仕事の帰り道、別に仕事でミスしたわけでもなく、泣きそうなくらいただただ寒いだけ。
このまま仕事に埋もれてしまうのは嫌だな。
と思うのは常日頃。
そんな瞬間に立ち止まって思いついた曲。
当時は「泡沫(うたかた)」という言葉の音はなんかカッコつけた過ぎた感じがしてあまり好きではなかったんですが、
「水泡のように消える」だとか「砂浜に打ち寄せる波の泡のように消える」といった様子をうまく短く表現できないかな?
と考えてググってみるとそれがまさに「泡沫」の意味でしたw深く良い言葉だと今は思っています。
どんだけ無知やねんw
僕はのちに鹿児島へUターンします。
鹿児島には地元音楽フェスとして「WALK iINN FES!」というのがあるんですが、地元で活動する若手アーティストのための枠があります。
その枠に参加するアーティストはオーディションで決められます。
海外にストリートミュージシャンとして旅に出る直前、ちょうどフェスがあったのでバンドでオーディションに参加してみました。
それが↑のYouTube動画です。
僕は独学ながらも勉強したり練習したりで歌のスキルを磨いてきて、多少なりの自信はありますが、
「俺やべーぜ!!」
と豪語するほど自惚れることはなかなかできません。
皆さんもそうだとは思いますが。
しかしこのオーディションライブでのパフォーマンスはやばかったと思います。
あれほど「観客を圧倒できてる!」と感じたことはありません。人生初でした。
ま、審査には落ちたんですけどねw
歌詞の主人公はか弱いながらも何か強いパワーを秘めている気がします。
「何も無い」なんて言うけれども、きっと誰もが自分に何かしらの期待をしていると思います。
僕はそれを信じたいし応援したい、そして失くしてしまわぬよう大切にしてほしいと思います。
「いつかきっと」で良いんですよ。
今日のアナタにお疲れ様を。明日を信じるアナタにドラマの在る日々を。